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莫大な遺産はあるが質素な暮らしだった家

母方の兄弟関係の遠い親戚にあたる叔母が亡くなり、子供がいない家だったため遺品整理の片づけの手伝いをすることになりました。生前かなり切り詰めた生活をしていた家であり、お金に困っていたかというと、実際には驚くほどの財産があった家です。ただ一切無駄遣いをしないポリシーの元生活をしていたというだけあって、田舎での一人暮らしですが網戸やエアコン、扇風機さえもなかったのには驚きを隠せませんでした。遺産は最も近い親族がすべて相続をしたものの、質素な暮らしで物がない家だったので、遺品整理で片づけをする人はなかなか集まらず、遠い親戚にあたる我が家が駆り出された次第です。とにかく物がないばかりか、今の時代とは思えない暮らしぶりに絶句するばかりで、出てくるのはゴミばかりでした。それでもまだ何か出てくるかもという期待があったためか、近い親族も当日は顔を出したものの、ゴミだけが出てくるとすぐに帰ってしまい、結局ゴミは持ち帰って分別をしてごみの日に出したので、掃除をしに行ったようなものです。