コンテンツへスキップ

主人の遺品を片づけるには、勇気がいるな!

私は、主人を6年前に癌で亡くしました。それまで、主人と2人で過ごしてきたので、亡くなった当初は、寂しくて、辛くて、悲しみのどん底にいました。2人の娘がいますが、2人とも上京し、それぞれ結婚して家庭を持っています。孫も4人いますが、娘たちは、仕事と育児に追われ、とても忙しい生活をしています。それでも、年に1回くらいは、帰郷してくれるのですが、なかなか主人の遺品を片づける手伝いまでは、頼めません。
 主人の着ていた洋服や、日用品、片づけなくてはと思いながらも、遺品を見ると、悲しくなり、手を付けることがなかなかできませんでした。でも、主人との思い出を大切にするためにも、きちんと整理しなければいけないと、亡くなって5年たって、やっと感じるようになったのです。
 昨年やっと重い腰を上げました。まずは、着ていた洋服類です。思い出はたくさんあるけれど、まだ着れそうな洋服は、親戚に渡しました。日用品も少しずつ片づけ、手元に置いておくものを選び、残りの品は、処分しました。
 自分では、良く片付けたなーと思っています。でも片づけることで、少し、心の整理ができたように思います。