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遺品片付けの最大のポイントは意外なところにあった

親の遺品を整理しながら片付けるというのは、なかなか難しい作業です。何より、その作業に関わる者それぞれの思いの丈の違いが現実にはありますが、これが見えないばかりに、作業は遅々として進みません。

ある程度時間が解決しれくれるという部分はあっても、多忙な現役世代は作業に割ける時間が限られているという現実の中で、この問題をいかにスムーズに片付けるべきか考えて置かなくては時間の浪費と不要な感情の衝突ばかりとなってしまいます。

別居している家であり、まずはラフに数ヶ月先の日を片付けの日として設定しました。その上で、その日までにどうしたいのか決めて、メモに箇条書きに書いて置いて欲しいと依頼しました。

ご自分で動く人ならば、その間にでも好きなように片付けるでしょうが、そのつもりのない人なら、困らない限り放置しておきます。

以前にきめた「その日」の数日前に電話をして、訪問する時間、作業する時間を伝えましょう。そして、当日その時間に行き、メモをもらい、その中で、その日のうちにやってしまいたいことの順番付けをしてもらいます。

優先順位の高いものから、処分・保存のルールを聞いて、作業にかかります。予定の作業時間ないに全ての作業が終わればいいですが、そうでなければ、また次回の約束の日を決めて帰ります。これを繰り返します。

ご自分が納得しない間は、ものの処分ができないわけであり、納得したから人に片付けを依頼できるわけです。

作業当日、やり残し項目が発生しても、決して「無理して当日の作業時間を伸ばす」ことはしないほうがいいです。